研究課題
若手研究(B)
本研究ではヒトSLEの病態解析と個別化医療のためのアルゴリズム確立を追求した。細胞表面分子の網羅的解析からMilk Fat Globule Epidermal growth factor 8 (MFG-E8)に着目した。末梢血中のMFG-E8陽性単球数は疾患活動性と相関した。皮膚、筋骨格病変、白血球減少を有する患者で高値であり、障害臓器での特徴を有する可能性を報告した。また、CD8T細胞亜分画は疾患活動性と相関し、各障害臓器との関連を示した。以上より、末梢血免疫細胞および血清蛋白を指標として、障害臓器および免疫学的アプローチから層別化することの実現可能性が示唆された。
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