研究課題/領域番号 |
15K19620
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2016-2018) 徳島大学 (2015) |
研究代表者 |
成戸 卓也 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, プロジェクト助教 (60438124)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | CRLF2 / 小児急性リンパ性白血病 |
研究成果の概要 |
小児急性リンパ性白血病(ALL)は近年の層別化治療により治療成績は大幅に向上した。しかし、約20%の症例が再発し、再発例には既知の予後不良因子(Philadelphia染色体)を持たない例が存在する。我々はJAK2 遺伝子変異とCRLF2 の高発現を伴う再発細胞株2株を樹立した。この2株は、抗がん剤と酸化ストレスに極めて強力な抵抗性を獲得していた。またCRLF2はTSLP受容体として働き、JAK-STAT系を介してシグナル伝達すると考えられている。本研究においてJAK2を中心とした機能解析を行い、CRLF2高発現株においてはTLSPレセプターが協調して、悪性化を促進していると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児の急性リンパ性白血病は小児がんの約 40%を占める大きなグループであり、近年の層別化治療により治療成績は大幅に向上している。しかしなお約 20%の症例で再発がみられ、その再発例では既存の予後不良因子を持たない例も存在する。遺伝子異常により遺伝子再構成を伴うCRLF2が高い発現を示しているタイプで、患者のリンパ球から樹立した細胞株を研究に用いた。シグナル伝達経路に対する阻害薬の効果等を検討し、治療層別化因子としての基礎データを提供した。
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