研究課題/領域番号 |
15K19692
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中村 好貴 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (00448292)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | メラノーマ / 熱ショック因子HSF1 / 熱ショック応答 / melanoma / HSF1 / triptolide / heat shock factor 1 / トリプトライド |
研究成果の概要 |
熱ショック因子HSF1は熱ショック応答を制御する転写因子であり、癌の発生や維持、進行に重要な役割を演じていることが示されている。われわれの以前の研究から、HSF1はヒトメラノーマの維持、浸潤、転移に必要な因子であることが示されている。トリプトライドはHSF1の転写活性を阻害することが過去に報告されている。今回の研究で、メラノーマにおいてトリプトライドがHSF1の転写活性を阻害することにより、抗腫瘍効果を発揮することを明らかとした。この結果はHSF1がメラノーマの有望な治療ターゲットとなり得ることを示唆している。
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