研究課題/領域番号 |
15K19876
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
木下 淳 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (90584855)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | gastric cancer / ADSC / 胃癌 / 脂肪由来幹細胞 / 脂肪由来間葉系幹細胞 / 間質線維化 / 微小環境 |
研究成果の概要 |
本研究では、胃癌細胞と脂肪由来幹細胞(ADSC)との細胞間相互作用に関する検討を実施した。ヒト大網よりADSCを分離、培養し、CAF(癌関連線維芽細胞)としての機能解析を行った結果、ADSCは癌細胞のEMTを誘導し、xenograftにおいて、間質内の線維化を誘導する事を確認した。胃癌細胞との共培養下において、sphere形成能を亢進させ、stemness関連蛋白の発現が増強し、癌幹細胞性獲得に関与している可能性が考えられた。更にマウス皮下腫瘍モデルにてADSCと胃癌細胞との共投与群では、5-FUの腫瘍縮小効果が抑制され、ADSCが化学療法抵抗性獲得に関与する事が示唆された。
|