研究課題
若手研究(B)
初年度でヒトiPS細胞由来神経前駆細胞を同細胞由来心筋細胞と配合させ、拍動するスフェロイドを作製した。2年目では心筋細胞と神経前駆細胞との配合比率を90:10, 80:20, 70:30, 60:40と変え、各スフェロイドの拍動の違いを観察したところ、心筋細胞40%の群のみがスフェロイド作製後2週間以内に拍動停止し、また神経前駆細胞を30%配合した群が40%配合した群と比べ有意に収縮率が良かった。神経前駆細胞の配合が心筋スフェロイドの拍動を変えうると考えられた。また2週間拍動した神経前駆細胞配合スフェロイド内部に神経特異抗体陽性の神経線維様構造を認め、神経線維への分化の可能性をも示した。
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胸部外科
巻: 68(7) ページ: 496-499