研究課題/領域番号 |
15K19942
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
松村 勇輝 福島県立医科大学, 医学部, 病院助手 (30747225)
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研究協力者 |
鈴木 弘行 福島県立医科大学, 医学部, 教授
井上 卓哉 福島県立医科大学, 医学部, 助手
佐藤 睦 ジーエルサイエンス株式会社, 総合技術本部, 第一開発部長
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 肺癌 / 生体揮発性有機化合物 (VOC) / ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS) / トータルイオンクロマトグラフ(TIC) / 選択イオン検出(SIM) |
研究成果の概要 |
本研究の目的はにおい(病臭)を特徴づける癌に特異的な化合物の探索である。我々は非侵襲かつ簡便に生体内の揮発性有機化合物(VOC)を採取・分析する特殊な手法を開発し、原発性肺癌患者と健常者からの皮膚ガスおよび呼気サンプルを解析した。 癌患者に多く検出される成分を統計学的に検討した結果、癌患者の皮膚ガス内の2成分(HexadecaneとN,N-dibutyl- Formamide)が有意に高く検出された。本手法により実際に癌患者の呼気および皮膚のVOCを採取・解析することができ、また肺癌患者に特異的なVOC成分の候補も同定できた。今後サンプル数を集積し追加解析を行う予定である。
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