研究課題/領域番号 |
15K20029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
孫 慶淑 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (40645529)
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研究協力者 |
磯野 史朗
田口 奈津子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | せん妄 / 睡眠時間 / 周術期せん妄 / 睡眠 |
研究成果の概要 |
研究は平成28年度には研究計画を作成し当院の倫理委員会に承認されている。 睡眠時間を計測するためのモニターは非接触型のモニターでミネベア社と連携し研究協力者によって主に開発された。非接触型ベッドセンサーに関しては健常者に使用し呼吸・心拍数が正確に記録できていることを研究し、2018年度には論文作成、今後掲載されている。本研究に関してはそのベッドセンサーの開発が進み、実用化されてから開始予定であったが、開発が当初の予定より遅れてしまったため、研究期間内に研究を開始することができなかった。ベッドセンサーの準備が整い次第2019年度に研究開始予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究に用いる非接触型ベッドセンサーは今までのモニターとは全く異なり、患者の動きを制限せずに計測できるモニターである。動けない重症患者では計測困難であった体重測定も可能とし非常に有用なモニタリングとなる。今までの接触型モニターでは患者の動きに制限があるため重症患者でのみ用いられていた。多くの周術期患者には24時間監視のモニタリングはなされていなかったが、そのために重篤な状態に陥るまで気づかれないこともあった。非接触型モニターではすべての入院患者を24時間監視することを可能し、より安全に患者管理ができるようになった。今後非接触型ベッドセンサーでせん妄と睡眠時間の関係を明らかにする予定である。
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