研究課題/領域番号 |
15K20157
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
久須美 真紀 国際医療福祉大学, 臨床医学研究センター, 講師 (70470002)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | ART / epigenetics / DNA methylation / 体外培養 / ゲノム構造異常 / 初期胚 / エピジェネティクス / DNAメチル化 / 生殖補助医療 / 不妊症 / 絨毛 / SNPアレイ / 多胎 |
研究成果の概要 |
流産絨毛組織を用いてゲノム微細構造異常とDNAメチル化異常を調べた。ART群で優位にゲノム構造異常がない流産が多く、他の要因による流産の可能性が示唆された (30%と8.6%)。人工妊娠中絶症例を加えて流産検体の特徴を明確化すると、ART群で高メチル化を呈するCpGサイトが明らかとなった。それらの領域はゲノム領域の中でも全能性維持機能性領域や分化制御に関わる領域に集約された。さらに、配偶子から初期胚では低メチル化領域であり、ART群での高メチル化の原因として、配偶子形成時のメチル化消去異常と、受精後の異常なメチル化獲得のいずれの病態も考えられた。
|