研究課題/領域番号 |
15K20280
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
石川 伸之 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (00458077)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 落雪症候群 / 落屑症候群 |
研究成果の概要 |
LOXl1ノックアウトマウスで野生型マウス角膜と比較して、角膜実質の切開創の癒合が遅延していた。炎症細胞浸潤は強いように思われたが、治癒遅延に伴う二次的な所見と考えた。結果は、LOXL1の実質治癒過程での細胞挙動の解析の必要性と今後の課題を提示した。LOXl1ノックアウトマウスで野生型マウス角膜と比較して、角膜実質の切開創の癒合が遅延していた。炎症細胞浸潤は強いように思われたが、治癒遅延に伴う二次的な所見と考えた。結果は、LOXL1の実質治癒過程での細胞挙動の解析の必要性と今後の課題を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
落屑症候群ではLOXl1遺伝子の異常と発現低下が報告されている。LOXl1遺伝子異常の落屑症候群の病態分子メカニズムへの関与の実態は解明されていない。LOXファミリーメンバーのプロトタイプであるLOXにTGFb生理活性の抑制作用があることが報告されている。LOXl1が同様の作用を有しているか否かは報告が無いが、その同様の作用を有する可能性は大いに想定できる。解明できれば、落屑症候群の合併症である緑内障リスク、前嚢切開窓の線維化や濾過手術後の結膜瘢痕に対する対策にTGFbシグナル抑制の戦略が盛り込めると期待できる。
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