研究課題/領域番号 |
15K20300
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児外科学
|
研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所) (2017) 大阪大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
山道 拓 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 小児外科・診療主任 (30715165)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 横紋筋肉腫 / NK細胞 / 免疫療法 / NKG2D / 小児悪性固形腫瘍 / 癌免疫治療 / 小児がん / 小児悪性腫瘍 / がん免疫 / 治療 |
研究成果の概要 |
腫瘍細胞はNK細胞の活性化に重要なNKG2Dに結合するリガンドを発現しており、また免疫回避の一つとしてその1つであるMICA/Bを利用していることが示唆されている。 今回「横紋筋肉腫細胞に存在するNKG2DリガンドのMICA/BがNK細胞に認識され、腫瘍細胞を制御可能である。」という仮説を通して、免疫療法の標的因子としてMACA/Bを検証した。MICA/BのmRNAとタンパク質は横紋筋肉腫細胞株の一部で発現していた。臨床検体において免疫組織学的に解析したところ、化学療法後にMICA/Bの陽性例が増加していた。特に胎児型RDのMICAにおいてはNK細胞の治療標的となりうる可能性が示された。
|