研究課題/領域番号 |
15K20308
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
親松 宏 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (70748607)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 末梢神経 / 神経再生 / マイクロサージェリー / 末梢神経再生 |
研究成果の概要 |
ラットの前肢末梢神経損傷モデルを作成し、抗ニューロフィラメント抗体を用いてを用いて免疫染色を行い、バックグラウンドを極力排除したホールマウント標本を作成することを目標とした。その結果、軸索を抗体で検出させることは十分可能であったが、同時にバックグラウンドが非常に強く出てしまい、標本全体がDABに染まり十分な観察ができない状態であった。抗体との反応時間、発色剤との反応時間、洗浄方法、など各工程を再確認しながら試行錯誤を重ねたが、バックグラウンドが強く出てしまうことを克服することが達成できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、末梢神経再生に関する研究が進んでいるが、末梢神経が再生する際に軸索と呼ばれる神経細胞の突起がどのように伸びていくかを三次元的に観察する様々な方法が開発されている。再生しつつある軸索が再生時期によってどのように伸びていくかを観察することが重要である。本研究においては、特別な遺伝子組換え動物やウイルスベクターを用いること無く、従来からある免疫染色方法を用いて、三次元的に末梢神経再生の様子を観察することを目標とした。研究成果としては最終的な目標を達成することはできなかったが、今後の可能性を示唆できるものであったと考える。
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