研究課題/領域番号 |
15K20441
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
柄 博紀 広島大学, 病院(歯), 病院助教 (60614378)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 接着性レジンセメント / ドーパミン / 接着強さ / 歯科材料 / 接着性プライマー |
研究成果の概要 |
本研究では、ドーパミンの接着機構を応用し、汎用性を持つ新規接着性プライマーの開発を目指した。試作接着性プライマーの抗菌試験を検討した結果、口腔内常在菌に対して、高い抗菌効果を示した。次に、接着性レジンセメントを用い、歯科修復材料に対して、試作接着性プライマーの接着効果を比較検討した。従来の接着性プライマーを用いた場合と比較し、試作接着性プライマーの接着強さは、小さい値を示した。試作接着性プライマーのポリドーパミンの含有量では、化学的接着は起きるが、その接着が接着強さに反映するほどではなかったと考えられる。以上より、接着性プライマーを作製する過程をさらに検討する必要があると考えられる。
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