研究課題/領域番号 |
15K20544
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
鳴瀬 智史 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (70549609)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | セツキシマブ / mTOR / PI3Kp110α / Resistance / mTOR阻害薬 / セツキシマブ耐性 / EGFR / 口腔扁平上皮癌 / PIK3CA遺伝子 |
研究成果の概要 |
①セツキシマブ投与症例のうち直前の組織を採取できた17例で検討したところ、PIK3CAのサブユニットであるPI3Kp110αの発現が治療成績と有意な相関性を示した。また1年生存率では過剰発現を呈した症例で生存率の低下を認めた。
②口腔癌細胞株3株を用い、MTT assayおよびInvasion assayで増殖能、浸潤能を算出。Western blotについてPI3Kp110αの発現との相関性について検討したところ、浸潤能との間に有意な相関性を認めた。またCetuximab IC50との相関性についても検討したところ、有意差はなかったが、発現の強弱での感受性に一定の傾向を認めた。
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