研究課題/領域番号 |
15K20572
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
金山 圭一 朝日大学, 歯学部, 講師 (20454275)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビスホスホネート関連顎骨壊死 / マウスモデル / 口腔粘膜免疫 / 顎骨壊死 / 粘膜免疫 / 口腔粘膜 / 破骨細胞 / ビスホスホネート関連骨壊死 / 免疫細胞 |
研究成果の概要 |
ビスホスホネート関連顎骨壊死(Medication-related osteonecrosis of the jaw; MRONJ)の患者数自体は多くないものの発症すると症状は重篤で、根本的な治療法もない。MRONJの発生機序を明らかにするための検討が重ねられ、gd(ガンマデルタ)T細胞のような皮膚粘膜に特徴的に存在する免疫細胞がMRONJ症状の類型に関与していることも示唆されている。多様な症状を見せるMRONJの表現型が、どの免疫細胞の応答によるものかONJマウスモデル使って研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2014年に米国口腔顎顔面外科学会からMRONJに関するポジションペーパーが出され、従来の定義の変更がなされた。骨露出を認めるものに加え、骨露出のない瘻孔型のものも併記された。nBP長期使用患者数は年々累積していくなかTCRD-/-での結果は、gdT細胞と瘻孔型MRONJの表出との関連を示唆している。MRONJの病態解明にはgdT細胞の動態だけでなく口腔粘膜の免疫をつかさどるT細胞、B細胞、NK細胞の働きが鍵を握ると考える。そこで、成熟したT細胞・B細胞を欠損したRag2-/-マウスを使ってMRONJ症状の変化の検討を行った。
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