研究課題/領域番号 |
15K20643
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田中 信和 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (20570295)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 嚥下障害 / 廃用 / 嚥下頻度 / 高齢者 / サルコペニア / 摂食嚥下障害 / 嚥下機能 / 経管栄養 |
研究成果の概要 |
高齢者の嚥下機能と嚥下頻度の関連を検討するために、要介護高齢者33名を被験者として、経口摂取の有無で安静時1時間の嚥下回数を比較した。各群の嚥下頻度は、経口群:平均20.0±12.4回、経管群:8.1±6.9回となり、経管群では有意に嚥下頻度が少ないことが明らかとなった(p<0.01)。さらに経口群において、肺炎の既往の有無で嚥下頻度を比較したところ、肺炎なし群:平均24.2±12.1回、肺炎あり群:11.8±9.0回となり、肺炎あり群は有意に嚥下頻度が少ないことが明らかとなった(p<0.05)。 この結果から、嚥下機能の低下した症例では嚥下頻度が低下している可能性があることが示された。
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