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床上排泄に適した姿勢に関するエビデンスの構築

研究課題

研究課題/領域番号 15K20682
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

青木 紀子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50514428)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード床上排泄 / 排泄姿勢 / 看護技術 / 姿勢 / 腹部表面筋電図 / 排泄援助 / 表面筋電図 / いきみ / 腹筋
研究成果の概要

安楽で腹圧がかかりやすい床上排泄姿勢を検討した。ベッドの上半身挙上角度が高い方が腹圧はかけやすいが、ベッドの挙上角度が低い方が痛みはなく、安定感がよかった。ベッドの上半身挙上角度の違いによる腹圧のかかり方に違いはなく、腹圧が強くかかる特定のベッド上上半身挙上角度はなかった。床上排泄姿勢において、腹圧が強くかかる特定の姿勢はないことが分かった。また、座位前傾姿勢がベッド上姿勢よりも腹圧は強くかけることができるが有意差はなく、ベッド上臥位は座位と同様な強さの腹圧をかけることができた。骨格筋が脆弱でない若年者では、臥位でも座位と同じような強さの腹圧をかけられることが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ベッドの上半身挙上角度が高い方が腹圧はかけやすいく、ベッド挙上角度が低い方が痛みはなく安定感はよい。また、ベッド上半身挙上角度の違いによる腹圧のかかり方に違いはなく、腹圧が強くかかる特定のベッド上上半身挙上角度はなかった。以上の結果をもとに、床上排泄時の姿勢を整えるという経験的に実施されてきた援助について、援助を提供する際の根拠としてこの結果を活用していきたい。また、看護技術書では床上排泄時の姿勢に関して、上半身拳上角度は10度、30~60度、出来る限り挙げるなど様々な記載があり、特定されていない。本研究の結果を活用し、床上排泄時に腹圧がかかりやすく安楽な姿勢として提言していきたい。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Investigation of the Optimal Defecation Posture in Beds for Providing Adequate Intra-Abdominal Pressure2019

    • 著者名/発表者名
      NORIKO AOKI
    • 学会等名
      22nd EAFONS 2019
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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