研究課題/領域番号 |
15K20684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
馬場 薫 関東学院大学, 看護学部, 講師 (70442077)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 専門看護師 / 役割機能獲得 / キャリアコミットメント / 組織コミットメント / 就業継続意向 / 情緒的コミットメント / 功利的コミットメント / 就業継続意思 / 看護管理者 / 役割意識 / 昇進 / 配置転換 / 役割機能 / キャリア発達 / ライフイベント / ワークキャリア / ライフキャリア / 看護管理学 |
研究成果の概要 |
専門看護師(以下CNS)がその能力を十分に発揮するための方策提示を目指し,CNSのキャリア発達の様相と,就業継続意向に関連する要因を明らかにすることを目的とした。 半構造化面接の結果,CNS資格を取得することでさらに看護部および病院組織への貢献意欲を高め,役割獲得への取組みに努めていた。その過程で,看護管理者との関係形成や他部門,特に医師からの実践に対する評価が役割獲得の後押しになっていた。他方,質問紙調査により,CNSの就業継続意向には,高度な専門性の獲得感,情緒的組織コミットメント,功利的組織コミットメント,福利厚生の満足度が関連していることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護管理者には組織的な成果を達成するためのマネジメントが必要とされ,スペシャリストであるCNSに対する戦略的なキャリア発達の支援が求められる。専門性を発揮するフィールドや指導者的立場,チーム医療の調整役をどのように獲得し,その経過がキャリア発達や組織コミットメント,及び就業継続意向と関連しているのかを明らかにすることは重要な意義がある。 以上により,これまでほとんど研究が行われていないCNSのキャリア発達の過程,組織コミットメント及び就業継続意向の関連要因を明らかにすることで,組織目標に貢献できるCNSの人材マネジメントについて提案を行った。
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