研究課題/領域番号 |
15K20880
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
光工学・光量子科学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
松川 健 茨城大学, フロンティア応用原子科学研究センター, 助教 (60580876)
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研究協力者 |
縄田 耕二 理化学研究所, 研究員 (90586405)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有機非線形光学材料 / 中性子回折 / 結晶成長 / テラヘルツ波 / 非線形光学結晶 / 粉末中性子回折 / 結晶構造解析 / 有機機能性材料 / 水素結合 |
研究成果の概要 |
粉末中性子回折を用いた有機非線形光学材料であるハロゲン種置換型スチルバゾリウム誘導体の定量的な分子間の水素結合距離評価を行い、高透過特性テラヘルツ(THz)波光源開発を目指した。ハロゲン種置換型スチルバゾリウム誘導体は、原子半径の大きいハロゲンとの水素結合により高い透過特性を持つことが分かった。また、スチルバゾリウム誘導体結晶が持つ1THz付近の吸収は、カチオン-アニオン間の近接水素結合が起因していることも判明した。以上より、水素結合距離を拡張させた材料は高透過特性THz波光源として有望であることを明らかにした。
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