研究課題/領域番号 |
15K21069
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
情報ネットワーク
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研究機関 | 大阪大学 (2016-2018) 名古屋大学 (2015) |
研究代表者 |
佐々木 勇和 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (40745147)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グラフ / 曖昧性 / 時系列 / グラフ問合せ / 曖昧グラフ / 確率グラフ / 移動軌跡データ / ネットワーク信頼性 / モバイルアドホックネットワーク / センサネットワーク / 時系列グラフ / 経路検索 / 経路検索システム / 道路ネットワーク / 確率的なストリームデータ / 経路選択アルゴリズム / 実データ収集 / 軌跡データ |
研究成果の概要 |
本研究は曖昧なグラフとストリーミンググラフに対する問合せ技術および関連技術の開発を実施した.曖昧グラフに対する問合せは,グラフの枝に存在確率があるとグラフにおいて,指定した節点が接続している確率を計算するネットワーク信頼性の効率的なアルゴリズムを提案した.また,ストリーミンググラフでは,ソーシャルグラフのように時刻で変化するグラフにおいて,将来のグラフを予測する技術を開発した.さらに,高度な経路探索技術や,確率的なストリーミングデータにおけるパターン検出技術,不完全な道路ネットワークに対する道路の補間技術を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はデータの曖昧性と時系列性をもつグラフの有効な利用方法を開拓し,効率的な計算技術を開発した.曖昧なグラフやストリーミンググラフは通信ネットワーク設計や都市計画など重要な応用例が多い.一方で,計算に掛かる時間やメモリ使用量が大きくなることが多いため,有用にも関わらず曖昧性や時系列変化が有効に活用されていないことが多い.本研究にて提案した効率的な計算アルゴリズムは効果的なグラフの一助となると考えている.
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