研究課題
若手研究(B)
腫瘍や外傷などにより顎骨欠損をきたす患者は多く、顎顔面の形態と機能の喪失が問題となり、身体他部位からの自家組織移植が一般的な治療法であるが、その侵襲性は高い。そこで本助成により、われわれが顎骨再生の足場生体材料としての有用性を明らかとした3次元多孔質uHA/PDLLA複合体に、新たにiPS細胞を移植することによる治療法開発を目的とした。ヒトiPS細胞を、骨形成細胞へ誘導させ、選択的に単離・移植することを試みたが困難であった。そこで、ヒト骨髄由来幹細胞から同様に高い骨形成再生細胞を選択的に単離・移植を試みたところ、動物モデルにおいて効率的で有用な顎骨再生が得られた。新たなを知見の発表が行えた。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件、 オープンアクセス 11件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 5件、 招待講演 3件)
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