研究課題/領域番号 |
15K21242
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
門出 和精 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (70516137)
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研究協力者 |
澤 智裕 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (30284756)
前田 洋助 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (30284764)
小野 陽 University of Michigan, Department of Microbiology and Immunology, Associate Professor
Nagashima Kunio Leidos Biomedical Research, Inc, Frederick National Laboratory for Cancer Research・Electron Microscopy Laboratory, Professor
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | HERV-K / レトロトランスポゾン / 内在性レトロウイルス / HIV-1 / Gag / Sox2 / SOX2 / iPS / ヒト内在性レトロウイルス |
研究成果の概要 |
ヒト内在性レトロウイルス(HERVs)はヒトゲノムの8%を占めている。HERVsは初期胚細胞で発現し、その後発現が制御される。しかし、様々な疾患でHERVsが発現することから病気との関連が注目されている。我々は、HIV-1感染細胞でHERV-KがHIV-1の増殖を抑制することを報告した。HERVsは外来性レトロウイルスの脅威から宿主を守る働きがあるのかもしれない。また、HERVsは転写因子Sox2により活性化され、長期培養によりゲノムを転移することを発見した。このことから、HERVsは発生初期の短期間で重要な役割を担っているが、長期間発現したままだと癌等の疾患につながる可能性が示唆された。
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