研究課題
若手研究(B)
食塩摂取により血圧が上昇する食塩感受性は、ヒトに比べてげっ歯類では弱い。血中・尿中のアミノ酸解析より、リジンの動態がヒトとラットでは異なることが明らかとなり、血漿リジン濃度は高血圧モデルラットで対照ラットより低く、リジン補充で尿量増加が見られたことから、条件によりリジンが血圧上昇や食塩感受性を抑制する可能性が示唆された。糞中アミノ酸の解析からは、高血圧ラットでは対照ラットより腸内細菌等によるリジン産生が少なく、ラットではヒトより食塩負荷時のリジン吸収が多い可能性が示唆された。
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