研究課題/領域番号 |
15K21298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
生物多様性・分類
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
山内 健生 兵庫県立大学, 自然・環境科学研究所, 准教授 (00363036)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ウオノエ科 / 寄生虫 / 新種 / 魚類 / 新宿主記録 / 幼体 / 形態 / 記載 / 甲殻類 / 等脚目 / ウオノコバン属 / ウオノギンカ属 / ナミオウオノエ / タイノエ / ソコウオノエ / サヨリヤドリムシ / Mothocya parvostis / 分類学 / 寄生 / 日本 |
研究成果の概要 |
日本産ウオノエ科等脚類の既知種と宿主情報を整理し、一覧表を作成した。その結果、体表に寄生するウオノエ類は4属8種、口腔内あるいは鰓腔内に寄生するウオノエ類は7属23種、そして体腔内に寄生するウオノエ類は1属3種であり、日本から合計12属34種のウオノエ類が記録されていることが明らかとなった。これまで標準和名の無かった3属と9種に標準和名を提唱したほか、6種については標準和名を改称した。また、1新種を記載すると共に、新宿主記録も報告した。幼体の形態と生態についても報告を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ウオノエ科等脚類は人間生活とも関わりの深い分類群であるが、日本近海における分類学的研究は著しく遅れ、応用的な研究も少なかった。今回、日本産ウオノエ科の既知種と宿主情報を整理し、一覧表を作成したことにより、我が国におけるウオノエ類の概要を誰でも知ることができるようになった。このため、分類学的研究のみならず、様々な応用研究を行いやすくなったと考えられる。
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