研究課題
若手研究(B)
Thymic Stromal LymphoPoietin (以下TSLP)はアレルギー性皮膚疾患の発症に重要であると多数報告があるが、慢性期の皮膚炎症におけるTSLPの役割は明らかではない。我々は、慢性期のTSLPの役割を解析できる皮膚炎モデルを構築し、TSLPが慢性期にも炎症の増悪化に重要であることを明らかにした。またTSLP標的細胞候補として樹状細胞、T細胞を同定した。TSLPレポーターマウスの解析からは免疫細胞からのTSLP産生も確認された。これらの結果は、慢性期の皮膚炎症局所における免疫細胞間相互作用による増悪化メカニズムの更なる解明に繋がることが期待される。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)
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