研究課題/領域番号 |
15K21678
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
天文学
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
小田 寛 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, HQ部門 追跡ネットワーク技術センター, 研究開発員 (90714329)
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研究協力者 |
柳沢 俊史
黒崎 裕久
伊藤 孝士
吉田 二美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 地球近傍小惑星 / 多色測光観測 / 宇宙風化 / 可視光 / 近赤外 / 地球近傍小天体 |
研究成果の概要 |
天体同士の衝突破壊で生成された小天体は太陽系初期の情報を保持しているが、宇宙風化によって表面物質が変性し太陽光反射スペクトルのスペクトル型も変化する。そのため、スペクトル型から太陽系初期の情報を推定する際には宇宙風化の影響を考慮する必要がある。本研究では可視光-近赤外領域の多色測光観測を実施し、地球近傍小天体のスペクトル型の判別を行い、その分布を調べる。これにより宇宙風化によって太陽系初期からスペクトル型がどのように変化するのかを明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当該研究によって取得した観測データを解析し、太陽系初期の情報を推定することで、現在多種多様な太陽系形成・惑星形成の理論モデルに制約を与えることができる。太陽系形成・惑星形成がどのようにして行われたかは、地球や我々人類がどのようにして誕生したか、また太陽系や惑星が今後どのようにして進化していくかを解き明かす上で重要であり、本研究手法の確立やその成果の学術的意義、社会的意義は非常に大きい。
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