研究課題/領域番号 |
15K21703
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
社会系歯学
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研究機関 | 熊本県産業技術センター(ものづくり室、材料・地域資源室、食品加工室) |
研究代表者 |
林 佳菜子 (齋田佳菜子 / 齋田 佳菜子) 熊本県産業技術センター(ものづくり室、材料・地域資源室、食品加工室), その他部局等, 研究主任 (60466315)
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研究期間 (年度) |
2017-02-07 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | キトサン / オメガ3脂肪酸 / カラギーナン / 粒子 / 酸化安定性 / 抗菌性 / 口腔ケア / α-リノレン酸 / 脂肪酸 / コアシェル粒子 / 天然高分子 / カプセル / 不飽和脂肪酸 |
研究成果の概要 |
オメガ3脂肪酸を前駆体とする脂質メディエーターの中には、歯周病やそれに関与する循環器疾患に対して生理活性が報告されているものがある。本研究では、無毒で生体適合性が高いキトサンとオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含むアマニ油をκ-カラギーナンを介して複合した、アマニ油/κ-カラギーナン/キトサンコアシェル粒子を調製した。調製した粒子は一定の酸化安定性やグラム陰性細菌に対する抗菌効果を持つことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カラギーナンは海藻などに多く含まれる天然多糖であり、カラギーナンの油脂を乳化させる作用と、カラギーナンの硫酸基とキトサンのアミノ基とのイオン結合を形成する作用に着目し、アマニ油とカラギーナン及びキトサンを混合するという単純な方法で複合し、アマニ油/κ-カラギーナン/キトサンコアシェル粒子の調製に至った。アマニ油/κ-カラギーナン/キトサンコアシェル粒子を摂食することで、歯周病進行に伴って口腔で増加するグラム陰性細菌へのキトサンの抗菌効果と、アマニ油中に多く含まれるオメガ3脂肪酸が代謝され、歯周病や循環器疾患に対して生理活性をもつという両方の側面から、歯周病へのアプローチが期待される。
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