研究課題/領域番号 |
15KK0168
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石松 直樹 広島大学, 理学研究科, 助教 (70343291)
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研究協力者 |
Pascarelli S. The European Synchrotron Radiation Facility(ESRF), Matter of Extremes group, Leader of Matter of Extremes group
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研究期間 (年度) |
2016 – 2017
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | X線吸収分光 / 高圧力 / 金属水素化物 / X線吸収分光法 / コバルト |
研究成果の概要 |
本研究ではESRFの高圧X線分光の研究者S. Pascarelliの研究グループに滞在し,彼女らが管理するエネルギー分散型X線吸収分光のビームラインで金属水素化物の高圧下X線分光測定を行った.特にCo金属水素化物のEXAFSを高圧水素雰囲気下で測定し,hcp構造における水素の超格子構造の有無を調べた.解析の結果,超格子構造はなく,水素はhcp格子中をランダムに占有することが分かった.その他,ラーベス相化合物の水素誘起磁気転移やレーザー加熱実験に参加し,エネルギー分散型の特性を生かしたESRFでの戦略を理解した.高圧X線分光測定と高圧物性に関する議論を進め交流を深めた.
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