| 研究課題/領域番号 |
15KK0195
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| 研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
金属物性・材料
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| 研究機関 | 東北大学 |
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研究代表者 |
藤枝 俊 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (60551893)
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| 研究協力者 |
Ammar Souad University Paris Diderot, ITODYS, Professor
François Michel
Grenéche Jean-Marc
Gaudisson Thomas
鈴木 茂
篠田 弘造
Jeyadevan Balachandran
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| 研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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| キーワード | 金属物性・材料 / 微粒子 / 金属物性 / ナノ粒子 / 磁性 / ナノ材料 |
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| 研究成果の概要 |
ポリオールと呼ばれる多価アルコールを用いた液相法で合成したFe-Ni水酸化物微粒子の熱分解過程を調べた。不活性ガス雰囲気下での加熱により、Fe-Ni水酸化物の付着水が脱離した後、結晶構造の異なる結晶子径の微細な酸化物へ分解することが明らかになった。さらに高温では、Fe-Ni水酸化物粒子に含まれる有機成分の分解で生じた炭素や一酸化炭素の還元作用に起因して、試料中にfcc合金の生成が観測された。また、その研究過程において、ポリオール法により異方的形状を有したFeアルコキシド粒子の合成に成功した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
永久磁石材料は電気自動車および発電機などで活躍するモーターの効率に関わる重要材料である。本研究では、供給リスクの高い希少元素を全く用いない高性能磁石の開発のための基礎研究を行った。具体的には、ポリオール法で作製したFe-Ni水酸化物の複雑な熱分解過程を明らかにし、L10型構造のFe-Ni合金微粒子の新規作製プロセスの確立に繋がる基礎的知見を得た。また、その研究過程において、異方的形状を有した磁性粒子を作製するための前駆体としての活用が期待できるFeアルコキシド粒子を見出した。
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