研究課題/領域番号 |
15KK0223
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
有働 恵子 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (80371780)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 長期砂浜地形変化 / 海岸線モデル / 土砂移動限界水深 / 砂丘変形 / 長期地形変化 / 砂丘分裂 / 飛砂 / 海岸侵食 / 砂丘 / 土砂収支 / 漂砂 / 海岸工学 / 国土保全 / 気候変動 |
研究成果の概要 |
オランダ・IHE DelftのRanasinghe教授をはじめとする国内外の研究者と,砂浜-砂丘地形モデルの構築において必要とされる様々な研究に関する共同研究グループを構築し,多くの研究成果を得た.Ranasinghe教授の寄附講座の研究メンバーとして参画し,Dastgeib准教授が定期的に(2~3年に一度)研究代表者の研究室を訪問することに合意するなど,研究代表者の帰国後も共同研究を継続的に行っており,活発な共同研究活動の基盤構築ができたことは大きな成果である.この研究基盤により,海岸地形(砂浜-砂丘地形)に関する複数の国際ジャーナル誌に研究成果を発表するなど,十分な研究成果が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海岸の地形変化は様々な要因による複雑なメカニズムに起因しており,未だに高精度で予測することが困難な事象である.この複雑なメカニズムの中から主要な多くの事象を抽出し,予測精度を向上させることは学術的に極めて重要である.我が国においては既に海岸侵食が進行しており,気候変動の影響でさらに沿岸災害リスクが増大することが懸念されている.海岸地形変化の予測精度を向上させることにより,より適切な対策につなげることは,今後適応策を検討する上でも極めて重要である.
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