研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
国連宇宙局およびドイツ航空宇宙センターとの共同研究として,津波災害対応の高度化のためのシミュレーションとリモートセンシングの統合技術の実証と国際展開に向けた研究を実施した.津波の広域被害把握のためのリモートセンシングの活用について,浸水域・遡上特性の把握,建物被害の抽出,瓦礫の把握,被災者の探索という課題に着目して,研究の現状と展望を整理し,レビュー論文としてまとめることができた.多様なプラットフォームの利用,センサ性能と分解能の向上,情報通信技術の発展,機械学習・深層学習による画像認識のAI化により,今後の飛躍的な発展が期待できることがわかった.
2015年国連防災世界会議において発足したGlobal Partnership on Space Technology Applications for Disaster Risk Reduction(GP-STAR)への参画と標準技術の提案,World Bosai Forumでは仙台防災枠組の目標達成の評価に寄与するかについて,6つの視点;(1)定量的な被害の把握手法の確立,(2)観測の迅速性向上,(3)有用な地図プロダクトの開示,(4)クラウドソーシングの推進,(5)衛星コンステレーションの改善,(6)多様なセンサ・プラットフォームの活用についての課題・展望を明らかにすることができた.
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 5件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 5件、 招待講演 3件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (3件)
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http://www.un-spider.org/network/post2015_drr