研究課題/領域番号 |
15KT0101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
伊藤 菊一 岩手大学, 農学部, 教授 (50232434)
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研究分担者 |
川崎 秀二 岩手大学, 理工学部, 准教授 (10282922)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 発熱現象 / 時系列解析 / 自己相似性 / 長期記憶過程 / 植物 / 数理科学 / 長期記憶性 / 自己相関性 / 発熱植物 / 混合Poisson分布 / Kolmogorov-Smirnov検定 / 平衡系と線形弾性力 |
研究成果の概要 |
早春に開花するザゼンソウは、肉穂花序と呼ばれる特異器官が特異的に発熱し、当該温度を23℃程度に維持できる恒温性を有している。本研究においては、ザゼンソウ体温時系列に対し、現時点温度から次時点温度へのジャンプ量を取り、その特性を解析した。その結果、ジャンプ量のヒストグラムは尖度が高く、正規分布等の通常の古典的分布とは異なることが明らかとなった。さらに、ヒストグラムへのモデル分布の解析を行った結果、負の整数値をも取る混合Poisson分布におけるPoisson強度が小さい状況が良くフィットすることが判明した。また、得られた結果はKolmogorov-Smirnov検定により肯定的に検証された。
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