研究課題/領域番号 |
16360195
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
山田 茂樹 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (80332154)
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研究分担者 |
上岡 英史 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 助手 (90311175)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
2006年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2005年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2004年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | モバイルネットワーク / アドホックネットワーク / プライバシー保護 / コンテクストアウェア / アクセス制御 / セキュリティ / モバイルエージェント / アーキテクチャ / ハンドオーバ / モビリティ / シームレスサービス / サービスモビリティ / ネットワークアーキテクチャ / ユビキタスネットワーク / ユビキタスコンピューティング |
研究概要 |
本研究では、ユビキタス・セキュリティ/プライバシーに関わる課題を5つの研究サブテーマに分けて研究を進めた。主な研究成果(提案内容)は以下のとおりである。 1.ユーザサイト処理型プライバシー保護アーキテクチャEMAPP -個人データを保有するユーザサイトにモバイルエージェントを移動させて処理するEMAPP基本アーキテクチャ -質問と回答を用いてパーソナルデータを外部から推定するTrust Negotiation的手法 -モバイルエージェント実行前に認証機関でモバイルエージェントのコードチェックをし、証明書を付けてユーザサイトに送りこむ手法 2.サードパーティ処理型プライバシー保護アーキテクチャiCOP -4つの基本設計原則に基づくiCOP基本プライバシーアーキテクチャ -航空チケット予約サービスを例とするアーキテクチャの検証 3.iCOPアーキテクチャの複数者計算問題への適用 -プライバシー流出の少ない会議スケジューリング用アルゴリズムEPMS -プライバシー流出の新しい評価尺度Min Metric -秘匿チャネル(Covert channel問題)の分析と解決方法の提示 4.ワイヤレスアドホックネットワークにおけるノード間協調を促進するインセンティブ機構 -パケット中継ノードが、送信ノードからのお金をインセンティブとしてパケット中継を行う際、価格.需要関数を基に、中継ノードの利得関数が最大になるようにパケット転送量を定める戦略的価格モデルPDMと分析及びシミュレーションによる評価 5.ユビキタスサービスに適したコンテクストアウェアアクセス制御方式ACA^2 -ユーザコンテクストの動的変化を自動検出し,サービスやデータベースへのアクセス可否を常時判断するアクセス制御アーキテクチャ -コンテクストサーバのネットワーク分散配置とイベント通知機構の組み合わせによるスケーラブルなコンテクストアウェアアクセス制御構造
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