研究課題/領域番号 |
16659596
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋大学 (2005) 愛知県立看護大学 (2004) |
研究代表者 |
藤井 徹也 名古屋大学, 医学部, 助教授 (50275153)
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研究分担者 |
中山 和弘 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (50222170)
中野 隆 愛知医科大学, 医学部, 教授 (30148332)
門井 貴子 愛知県立看護大学, 看護学部, 助手 (90315911)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 基礎看護技術 / 専門基礎科目 / 看護教育 / 看護教員 / 看護技術教育 / 看護学 / 看護職員 |
研究概要 |
看護基礎教育課程において基礎看護技術に必要とされる専門基礎知識を検討するため、基礎看護技術教育における教授内容と専門基礎知識の関連について調査を行った。 対象:全国の看護師養成機関624校(大学119校、短期大学3年課程31校、3年課程養成所474校)の基礎看護技術担当教員とした。質問項目:「所属」「基礎看護技術開講時期」「各専門基礎知識開講時期」「専門基礎知識の疑問の解決方法」などとした。データ収集法:自記式質問紙を用いて郵送法で行った。調査期間:平成17年11月。データ分析:記述統計量を算出した。倫理的配慮:調査の依頼書に調査の目的、研究結果は目的のみに用いることを明記し、回収を持って了承とした。質問紙は無記名とした。なお、調査開始前に、名古屋大学医学部迅速倫理審査の承認を得た。 回収は272校(43.6%)であった。基礎看護技術開講開始時期は、1年前期が237校(87.8%)で最も多かった。この内45校(19.0%)は、1年前期のみで開講していた。1年前期の専門基礎科目の開講は、「解剖・形態学」150校(55.1%)、「生理・機能学」139校(51.1%)、「病理学」85校(31.3%)、「微生物学」150校(55.1%)などであった。基礎看護技術の単元の内容については、「ベッドメーキング・リネン交換」と「清拭・洗髪」で270校(99.3%)と最も多かった。また、基礎看護技術を1年前期のみで開講し、「薬物療法」「注射」の単元を教授している養成機関のうち29校は、「薬理学」について1年後期以後の開講であった。基礎看護技術の講義・学内演習を行う上で生じた専門科目基礎知識についての疑問に対する解決策については、「書籍で調べる」が248校(91.2%)で最も多かった。
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