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中央アフリカ熱帯雨林地域における農耕と食文化に関する地域研究

研究課題

研究課題/領域番号 16710172
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域研究
研究機関静岡大学

研究代表者

小松 かおり  静岡大学, 人文学部, 助教授 (30334949)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアフリカ / 熱帯雨林 / 食文化 / 農耕文化 / バナナ / キャッサバ / 地域研究 / 中央アフリカ
研究概要

本研究の目的は、中央アフリカ熱帯雨林地域の文化的特性、特に、人間-自然関係における技法を、バナナとキャッサバを中心とした農耕と食をめぐる地域研究を通して考察することである。
本年度は、昨年度までに収集した資料の整理、研究会における報告とディスカッション、論文の執筆をおこなった。まず、収集した文献資料と静止画と動画を含む映像資料の整理に経費を使用した。次に、国立民族学博物館共同研究「ドメスティケーションの民族生物学研究会」、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科主催の国際シンポジウム「総合的地域研究の新地平-アジア・アフリカからディシプリンを架橋する」におけるサテライトワークショップ"The Making of Banana and Enset Areas in Asia and Africa"への参加など、情報と意見の交換をおこなった。さらに、沖縄のバナナの生産と流通に関する現地調査をおこない、バナナという作物の現代性を複合的に考察するための資料を収集した。
執筆としては、地域史の叢書の一章として、「バナナとキャッサバ -中央アフリカの主食史」を執筆した。この中で、農業体系と加工の技術、食文化を総合して、中央アフリカの農業の2000年間の連続性と、新たな主作物の導入によるシステムの変更について分析した。農業技術の発展論では語られない、農業システムの連続性についての知見を示すことができたと考える。現在は、中央アフリカの農業史についての論文にとりかかり、バナナ栽培文化の地域間比較に関する英文論文の執筆も平行しておこなっている。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] バナナ栽培文化のアジア・アフリカ地域間比較 -品種多様性をめぐって2006

    • 著者名/発表者名
      小松かおり, 北西功一, 丸尾聡, 塙狼星
    • 雑誌名

      アジア・アフリカ地域研究 6-1

      ページ: 77-119

    • NAID

      130007534952

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] 文化人類学研究('05)(放送大学大学院教材)2005

    • 著者名/発表者名
      本多俊和, 大村敬一, 葛野浩明編
    • 出版者
      放送大学教育振興会(印刷中)
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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