研究課題/領域番号 |
16H01740
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
谷川 智洋 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (80418657)
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研究分担者 |
渡邊 克巳 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20373409)
尾藤 誠司 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), その他部局等, 室長 (60373437)
広田 光一 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80273332)
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研究協力者 |
桜井 翔
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2018年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2017年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2016年度: 21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / 感情・情動 / 認知科学 / 行動誘発 / マルチモーダルインタフェース / 情動・感情 / 医療・福祉 / マルチモーダルインターフェース |
研究成果の概要 |
本研究では,疑似的に生起させた生理学的変化を知覚させ,さらにその変化を情動的な判断の結果として認知させることで情動的な判断を変化させ,長期的な目標実行支援のため,任意の行動を促進ないし抑制する方法論を明らかにした.長期的な情動アクチュエーションを実現するため,聴覚フィードバックによる緊張緩和を実現すると共に,ライフログに基づいた長期的な行動誘発技術の実証を行なった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,情報技術による判断支援において見落とされがちな情報を受け取った際の人間の情動変化を踏まえた判断支援のメカニズムの解明を行なった点にある.情動的判断への直接的なフィードバック手法を実現した点でインパクトは大きい.また,情動を用いることで主観的な意思決定に委ねると生起しにくい行動を誘発することができ,個人の社会的能力の拡張や社会システムの最適化を可能にする点で社会的意義も大きい.
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