研究課題/領域番号 |
16H01861
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
橋田 充 京都大学, 薬学研究科, 名誉教授 (20135594)
|
研究分担者 |
山下 富義 京都大学, 薬学研究科, 教授 (30243041)
樋口 ゆり子 京都大学, 薬学研究科, 准教授 (40402797)
杉山 直幸 京都大学, 薬学研究科, 准教授 (50545704)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
43,290千円 (直接経費: 33,300千円、間接経費: 9,990千円)
2019年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2018年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2017年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2016年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
|
キーワード | 安全性評価 / DDS / 薬物動態学 / ドラッグデリバリーシステム |
研究成果の概要 |
DDS製剤の開発においてoff-target効果発現の分子機構についての議論が不足している。本研究は、分析科学、情報学、ゲノミクス/プロテオミクス解析技術を取り入れたトータルシステムとしてのDDS機能の評価体系の確立を目的とする。薬物誘発性肝障害および転写因子結合領域のデータベースを解析して、肝障害誘発に関係する転写調節因子を選出した。また、LC/MS/MSによりDDS製剤投与後の肝臓において発現変動が大きなリン酸化タンパク質を3つ同定した。それらのデータに基づきCREBのレポーターアッセイによる安全性評価系を確立し、DDS製剤の評価を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DDS開発において、体内動態制御と薬効エンドポイントのみがに注目したされて治療効果製剤機能の有効性の評価が優先がなされてきた。本研究の成果により、高感度・網羅的分析とシミュレーションを活用したによる治療システムの安全性評価に関する研究が進むことにが進展期待できする。また、がんや希少疾患など難治性疾患に対する治療戦略において、患者QOL・安心を考えた安全性保証と標的指向性を兼ね備えたDDS製剤の開発に貢献するものと期待される。
|