研究課題/領域番号 |
16H02371
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
山口 隆司 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (10280447)
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研究分担者 |
幡本 将史 長岡技術科学大学, 産学融合トップランナー養成センター, 特任准教授 (20524185)
押木 守 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (90540865)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2017年度: 22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2016年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 嫌気性排水処理 / 硫黄酸化 / 硫酸塩還元 / 微生物解析 / 硫酸還元 / 水環境工学 / 下水処理 / 嫌気性処理法 / 高度処理 / 環境保全 / 自立システム / 硫黄循環 / 微生物生態解析 / 自律システム / 自立型システム |
研究成果の概要 |
本研究は.嫌気的硫黄酸化の反応を応用し,低水温での水処理・制御技術を確立することを目的とする. 本研究では都市下水および糖蜜を処理する嫌気性汚泥床(UASB)リアクターを対象とし, 硫黄の酸化還元に関与する微生物菌叢解析を行った. その結果, 両UASBリアクターからDesulforhabdus属に近縁な細菌が12~32%の検出割合で存在しており本反応へ関与している可能性が示唆された.本研究では嫌気的硫黄酸化を伴うUASBを用いることで、従来の活性汚泥法に比べて、低CO2 排出,省エネルギー,低汚泥排出という優れた特性を有する高度水資源循環システムのプロトタイプを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
省エネ・自立性の観点から嫌気処理法を主体とした水処理技術の開発が行われている。本研究では、これまで培った硫黄サイクル微生物制御技術を基盤とし、有機物等の分解に関わるエレクトロンタワー基盤微生物群を活性化して、有機物分解、脱硫、炭素固定およびメタン生産を高めることで、処理水の向上と、低温でも稼働可能な自立型の水質循環システムの構築を行うことを目的として実施した。本研究成果は学術論文として発表し、国際共同研究への応用もでき、学術的意義を成す。また、本技術は、強靱社会インフラ整備,電力供給状況の悪い途上国等の地域での嫌気性排水処理の普及に研究成果の一部が応用されるまでに至り社会的意義もある。
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