研究課題/領域番号 |
16H02577
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西村 伸一 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (30198501)
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研究分担者 |
柴田 俊文 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (30342546)
小松 満 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (50325081)
吉田 郁政 東京都市大学, 理工学部, 教授 (60409373)
珠玖 隆行 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (70625053)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
40,560千円 (直接経費: 31,200千円、間接経費: 9,360千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2016年度: 20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
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キーワード | ため池群 / スウェーデン式サウンディング / UAVによる3次元計測 / 3次元有限要素解析 / 破堤確率 / リスク評価 / CPTU試験 / 氾濫被害額算定 / サウンディング / 3次元計測 / 氾濫解析 / 被害額算定 / ため池 / UAV / 物理探査 / スウェーディン式サンディング / スパースモデリング / 三次元有限要素法地震応答解析 / スパースモデリング手法 / 透水係数の空間分布 / 電気式コーン貫入試験 / 三次元計測 / リスク解析 / サンディング試験 / 表面波探査 / 地質統計学シミュレーション / 電気探査 / スウェーデン式サンディング試験 / トモグラフィー / 地質統計学 / 三次元解析 |
研究成果の概要 |
本研究の主な成果は,サウンディング試験を中心とした現地試験による内部調査結果と3次元計測を統合して,効率的な3次元解析を実施し,土構造物の性能照査を高精度化したこと,さらにリスク解析を行い,構造物の改修や防災対策の意思決定システムを構築したことである.具体的には,次の項目で成果を得た. (1) 斜面走行型で集音マイクを内蔵した新たなスウェーデン式サウンディング装置の開発;(2)サウンディング結果と物理探査結果に基づく構造物内部可視化技術の開発;(3) 3次元計測による有限要素法モデル化手法の開発;(4) 模型実験による堤防の浸透破壊特性の把握;(5) ため池群の広域リスク評価
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基礎研究として,高精度なサウンディングと物理探査および地質統計学手法を組み合わせることにより,土構造物の内部照査法を高度化することができた.また,3次元計測結果を数値解析に結び付ける技術を開発することができた.これらの学術的意義が大きいと考えられる一方,これらの結果を氾濫被害解析と土地利用データ解析に結び付けることにより,ため池のリスク評価を可能にした.リスク評価によるため池改修優先順位の意思決定システムを作成したことの社会的意義は大きいと考えている.
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