研究課題/領域番号 |
16H02694
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
真田 弘美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50143920)
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研究分担者 |
太田 裕治 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50203807)
高木 周 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (30272371)
森 武俊 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任教授 (20272586)
峰松 健夫 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (00398752)
村山 陵子 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (10279854)
仲上 豪二朗 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (70547827)
野口 博史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任講師 (50431797)
大江 真琴 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60389939)
小見山 智恵子 東京大学, 医学部附属病院, 看護部長 (60581634)
藪中 幸一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (00737215)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
45,240千円 (直接経費: 34,800千円、間接経費: 10,440千円)
2019年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2018年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2017年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2016年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | イメージング / 褥瘡 / 点滴 / 尿意 / 超音波画像 / サーモグラフィ / データベース構築 / ポイントオブケア / 可視化 / 非侵襲・無拘束 / 便秘 / 末梢点滴 / データベース / 看護理工学 / リアルタイム / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究では、地域包括ケアシステムのスキームに適合した新たな看護ケアの提供手段として、「高齢者のパーソナライズドケアを目指したイメージング看護学の確立」を目指した。認知機能の低下により精神・身体の不快感・苦痛を正確に表出することのできない患者に対し、高齢者の精神状態、身体状態をモニタリングするセンサシステムを構築し、様々な異変を精度よく予測するアルゴリズムを提案することを目的とした。不快感、尿意、創部痛、点滴漏れ、便秘という高齢者に生じやすい課題についてイメージング技術の開発に取り組み、さらにこれらのデータを統合的に蓄積・解析しやすくするリレーショナルデータベースマネジメントシステムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、自身では表出することが困難な様々な不快感を客観的にモニタリングすることが可能なイメージング技術が開発された。これにより、認知機能が低下した療養者のウェルビーイングの向上に繋がり、確信が持てないままにケアを提供してきた看護師のジレンマを解消することとなる。さらには、異常を可視化することで、患者や家族ともに医療者との情報共有ができ、高度なレベルで遠隔看護を展開することが可能となる。
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