研究課題/領域番号 |
16H02828
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
廣瀬 勝一 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (20228836)
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研究分担者 |
桑門 秀典 関西大学, 総合情報学部, 教授 (30283914)
満保 雅浩 金沢大学, 電子情報通信学系, 教授 (60251972)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 暗号・認証等 / 標準暗号 |
研究成果の概要 |
本研究で得られた主な成果は,共通鍵暗号に関して,標準暗号の構成要素を利用して,標準暗号と同等の安全性を保証しつつ,もとの標準暗号よりも効率の良い構成法を提案したことである。これらの提案法の安全性については,それを数学的な証明によって明らかにした。また,公開鍵暗号については,将来の標準暗号の有力な候補と考えられる誤り訂正符号に基づく暗号化方式について,それに対する攻撃アルゴリズムを一般化し,その性能を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の主な成果は,標準暗号の構成要素を用いて,安全性を犠牲にすることなく,より効率の良い方式を提案したことである。安全性を犠牲にすることなく効率の向上を実現することは,暗号に関する研究の重要な課題の一つであり,本研究の学術的意義はこれが達成できる例を示したことである。さらに,近年,モノのインターネット(IoT)に対する関心が高まっており,計算資源に制約のある機器での利用に適した暗号技術を開発したことが,本研究の社会的意義として挙げられる。
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