研究課題/領域番号 |
16H02854
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
暦本 純一 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (20463896)
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研究協力者 |
味八木 崇
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 人間拡張 / テレプレゼンス / ヒューマンコンピュータインタラクション / 遠隔作業支援 / 遠隔協調作業 / 遠隔コミュニケーション / 全周囲映像 / ユーザインタフェース / IoA / テレコミュニケーション / 拡張現実 |
研究成果の概要 |
空間の制約を超えて共同作業を行うことへの支援は多くの波及効果を生む重要な社会基盤技術である。従来からテレプレゼンス・テレイグジスタンスという名称で主に遠隔ロボットと人間の接続に関して多くの研究が行われてきた。本課題ではこれに加えて、人間が他の人間と状況や感覚を共有し遠隔共同作業を行うための基盤技術、人間=人間接続型テレプレゼンスを確立する。具体的には、熟練者が現場の作業員と状況を共有し現場の状況を把握して作業教示 を行う、トップアスリートの運動技能など通常の人間が体験できないような特殊体験を没入的に共有する、自己の姿を外部から観測する体外離脱視点を提供し技能習得を促進する、などの研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空間の制約を超えて共同作業を行うことへの支援は多くの波及効果を生む重要な社会基盤技術である。本課題では、頭部装着型、および肩掛け型のウェアラブスシステム等を構築し、遠隔の熟練者が現場の作業員と状況を共有し現場の状況を把握して作業教示 を行う、トップアスリートの運動技能など通常の人間が体験できないような特殊体験を没入的に共有する、自己の姿を外部から観測する体外離脱視点を提供し技能習得を促進するシステムを構築した。これにより、遠隔者間での共同作業や技術伝承が可能になり、人間の能力をより良く活用できる社会構築に貢献する。
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