研究課題/領域番号 |
16H02979
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
山村 茂樹 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (90414391)
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研究分担者 |
宮内 啓介 東北学院大学, 工学部, 教授 (20324014)
天知 誠吾 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (80323393)
堀 知行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (20509533)
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研究協力者 |
黄田 毅
青柳 智
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 環境技術 / 土壌汚染浄化 / ヒ酸塩還元細菌 / 鉄還元細菌 / モエジマシダ / バイオレメディエーション / Fe(III)還元細菌 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 |
研究成果の概要 |
微生物のヒ素可溶化能と、モエジマシダのヒ素超吸収・蓄積能を組み合わせたハイブリッド土壌浄化システムの開発を行った。それぞれのプロセスの効率化を図ったうえで、湛水状態の土壌上部にモエジマシダ水耕栽培系を設置する土壌浄化システムをラボスケールで作成・運転し、汚染土壌の浄化実験を行った。200 mg-As/kgの汚染土壌中のヒ素濃度を、90日で66~117 mg-As/kgまで低減し、土壌汚染対策法の含有量基準値をクリアすることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、ヒ素を含め金属類で汚染された土壌は、ほとんどが掘削除去により処理されているが、極めて高コストである。一方、より低コストな手法として、植物を用いたファイトレメディエーションの研究が長年行われてきたが、浄化効果が限定的なため、実用技術としてほとんど普及していない。本研究は、微生物と植物の機能を組み合わせ、双方の特長を活用することで、実用レベルの浄化効果が得られる事を示した。本研究の成果は、ヒ素汚染土壌浄化へのファイトレメディエーション適用において、大きな突破口となり得る。
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