研究課題/領域番号 |
16H03065
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
川添 充 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (10295735)
|
研究分担者 |
落合 洋文 名古屋文理大学, 情報メディア学部, 教授 (00183773)
西 誠 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (00189250)
小松川 浩 千歳科学技術大学, 理工学部, 教授 (10305956)
高木 悟 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 准教授 (50367017)
羽田野 袈裟義 九州産業大学, 建築都市工学部, 教授 (70112307)
五島 譲司 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90360205)
水町 龍一 湘南工科大学, 工学部, 准教授 (50157517)
|
研究協力者 |
青木 茂
井上 秀一
上江洲 弘明
齋藤 正顕
高安 美智子
藤間 真
中上川 友樹
浪川 幸彦
西山 博正
長谷川 研二
船倉 武夫
松田 修
森 園子
森本 真理
柳 研二郎
山口 誠一
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 数学的リテラシー / 大学教育 / 数学教育 / 大学数学 / 大学数学教育 / 反転学習 / 高等教育 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
大学レベルの数学的リテラシーの教育デザインについて、学習の文脈が重要であるとの共通認識のもとで研究を進めた。理系部門では半期分のテキストの作成(一変数の微積分と線形代数)、数学外の文脈の題材(工学の応用例)を用いた一連の教材の作成(多変数の微積分)を行い、アクティブ・ラーニングや反転授業を取り入れた授業を具体化した。文系部門では文系学生が数学を学ぶ重要性の分析からはじめ、数学知識の存在理由を数学的リテラシーの観点から捉える認識枠組みを構築し、この枠組みに基づく授業デザインの枠組みも開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文系も含めて様々な分野で数学が必要となってきている現状から、数学科でない学生に対する数学教育への注目が国内外で高まっている。本研究は、非数学科生の数学教育を「数学的リテラシー教育」の観点から捉え、現実世界で数学を活用できる能力を身につけるための具体的な教育デザインとその理論的基盤を与えるものであり、現代の社会的要請に応える数学教育の実践と理論を提供するものである。
|