研究課題/領域番号 |
16H03067
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
谷口 哲也 日本大学, 医学部, 准教授 (10383556)
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研究分担者 |
川添 充 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (10295735)
吉冨 賢太郎 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (10305609)
白井 詩沙香 大阪大学, サイバーメディアセンター, 講師 (30757430)
福井 哲夫 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (70218890)
中村 泰之 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (70273208)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 数学オンラインテスト / 標準化 / 問題作成 / 問題仕様書 / 実装仕様書 / 可視化 / Blockly / コンテンツ共有 / eラーニング / 数式入力 / インターフェース / クラウドコンテンツ / STACK / 数式入力インターフェース / 科学教育 / ICT / eラーニング / 数式入力インタフェース / 高等教育 / オンライン問題標準化 |
研究成果の概要 |
数学オンラインテストの問題コンテンツを異種システム間で相互利用する際,非互換性が障壁となる。この問題を解決するために,我々は,これまでに問題生成や解答判定の流れをシステムに依存しない統一的な標準仕様で記述する方針を採択した。本方針における標準仕様をMeLQSとして策定し,仕様書の作成を支援するツールを開発してきたが,本研究では新たに,仕様書から数学オンラインテストシステムの一つであるSTACKの問題への変換までを行なうことが可能な環境を構築し,線形代数の問題を題材としてMeLQSの実用性を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
異種システム間での問題共有のための一つの方法として,問題コンテンツの標準仕様を策定し,その仕様に基づいて問題を作成した後,それぞれのシステム用のフォーマットでエクスポートするという着想を得て,数学オンラインテストのためのコンテンツの標準仕様“Mathematics e-Learning Question Specification, MeLQS”として提案した。MeLQSに準拠したコンテンツを開発することにより,異種システム間での問題共有が可能となり,コンテンツ開発の労力を軽減できる。さらに,異種システムの開発者コミュニティ間の交流が生まれ,数学eラーニングの活用が促進されると期待している。
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