研究課題/領域番号 |
16H03073
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
島田 英昭 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20467195)
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研究分担者 |
島田 和典 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50465861)
水口 崇 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (60412946)
村松 浩幸 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (80378281)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | eラーニング / 教授者映像 / 共感 / 教育系心理学 / 技術 / elearning |
研究成果の概要 |
本研究はeラーニングにおける教授者映像の理解促進効果を検討し、主に以下の成果を得た。(1)学習者はビデオ教材における教授者映像を見ること、(2)学習者は教授者映像が含まれるビデオ教材を含まれないビデオ教材よりも選択して視聴すること、(3)学習者は教授者映像が含まれたビデオ教材に好意的であること、(4)教授者への共感が教材への好意度を高めることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、人間の学習においては情報そのものと情報の伝え手は不可分であり、「情報を学習者が取り込む」のではなく「情報を教師が学習者に伝える」ことが人間の学習の本来の姿であると考え、この仮説を実証するための研究を実施した。人間の学習は人から人へ情報を伝える社会的な営みであることを示し、一見無駄に見える情報の伝え手の映像の役割を示したことが学術的意義であり、社会性の観点から学習環境を設計する必要性を示したことが社会的意義である。
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