研究課題/領域番号 |
16H03090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
大西 正輝 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (60391893)
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研究分担者 |
川島 理恵 関西医科大学, 心療内科講座, 客員研究員 (00706822)
内田 康太郎 東京医科大学, 医学部, 講師 (60408143)
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研究協力者 |
行岡 哲男
依田 育士
東 一成
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 教育工学 / 医学教育 / 救急医学 / 動線解析 / 会話分析 / 解析・評価 / 可視化 |
研究成果の概要 |
チーム医療の評価と教育効果の向上を目的として救急医療における会話のデータと動線のデータを分析する手法を明らかにした。指導医、研修医、看護師の会話の始めと動きの始めの時間を取得し、①会話によって会話が誘発される行為、②会話によって行動が誘発される行為、③行動によって行動が誘発される行為の回数を比較し、医療者の役割や救急医療の経験日数が変わるとともにどのように変化するかを分析した。上記の3つの行為の回数や、指示の会話を発話した回数、移動している時間などの指標を抽出し、それらの値を合成することで時間と共に成長するような指標を明らかにし、成長曲線モデルに当てはめる手法を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は医学、工学、社会学的な融合研究の観点から医療の現場において研修医の習得度やチームの熟練度を評価する方法を明らかにし、振り返り教育によってチーム力を向上させるための教育方法を作り出すものである。これは間接的に救急医学の教育に貢献することで医療の質を向上させようとするものであり、医学、工学、社会学の分野での学術的意義や社会的意義が極めて高い研究である。
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