研究課題/領域番号 |
16H03242
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
一之瀬 真志 明治大学, 経営学部, 専任教授 (10551476)
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研究分担者 |
小野 弓絵 明治大学, 理工学部, 専任教授 (10360207)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 循環調節 / 活動筋血流量 / 微小循環 / 交感神経性血管収縮 / 局所性血管拡張 / 生体医工学 / 光技術 / 血流計測 / スポーツ生理学 / 末梢血流量 |
研究成果の概要 |
本研究では,ヒトの活動筋血流量に関する研究を制約している従来の活動筋血流量測定法の諸問題を解決するために,拡散相関分光法(DCS)を用いた新たな測定法を開発し,その有用性を検討した。本研究において開発したDCS血流計測技術により,運動時における骨格筋血管調節に関与する主要な生理学的反応である,局所性血管拡張と交感神経性血管収縮,およびそれらの複合作用を検出できることを示した。さらに,動的運動時における運動強度に対応した活動筋血流量の時間変化を明瞭に計測できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において開発した拡散相関分光法による血流計測技術を用いることで,従来法では検討することが困難であった,活動筋組織の微小循環における血流・血管調節のメカニズムを調べることができるようになる。本研究の成果は,運動時の循環調節メカニズムの解明に資するとともに,運動の安全性やトレーニングによるパフォーマンス向上,運動による健康増進や疾病予防などを考える上でも有意義な学問的基盤となる。
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