研究課題/領域番号 |
16H03338
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
和泉 ちえ 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (70301091)
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研究分担者 |
森 一郎 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00230061)
飯田 隆 日本大学, 文理学部, 教授 (10117327)
小手川 正二郎 國學院大學, 文学部, 准教授 (30728142)
秋葉 剛史 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (30756276)
河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
笠木 雅史 名古屋大学, 教養教育院, 特任准教授 (60713576)
池田 喬 明治大学, 文学部, 専任准教授 (70588839)
鈴木 伸国 上智大学, 文学部, 准教授 (70612084)
村上 祐子 立教大学, 理学部, 特任教授 (80435502)
大河内 泰樹 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (80513374)
佐藤 靜 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 准教授 (80758574)
加藤 泰史 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (90183780)
吉原 雅子 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (90323865)
小島 優子 高知大学, 教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門, 准教授 (90748576)
菅原 裕輝 大阪大学, COデザインセンター, 特任助教(常勤) (90768590)
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研究協力者 |
金澤 修 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (60524296)
筒井 晴香 玉川大学, 教育学部, 非常勤講師 (90760489)
菅原 裕輝 京都大学, 非常勤講師 (90768590)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 哲学 / 男女共同参画 / 若手研究者育成 / ジェンダー平等 / 理論的研究 / 実践的研究 / 若手研究者支援 / 理論 / 実践 / グッド プラクティス / ハラスメント / 日本哲学会 / 英国哲学会 / 倫理学 / 平等 / 尊厳 / 連携 / 哲学原論・各論 |
研究成果の概要 |
本研究は,日本哲学会男女共同参画・若手研究者支援ワーキンググループが中心となり,哲学分野における男女共同参画推進と若手研究者支援に関する理論的考察を深化させると共に,大規模アンケート調査を複数回実施することによって得られた根拠事実の精査・公表を踏まえ,学術としての哲学が健全に継承されるために必要なジェンダー平等推進と若手研究者育成を支える基盤を理論・調査・実践の三方向から構築した.また日本哲学会大会におけるワークショップの継続的展開,北海道哲学会,東北哲学会,関西哲学会,西日本哲学会,科学哲学会との共催ワークショップの初の開催,さらに英国哲学会との協力関係の構築等々を通して議論の場を拡充した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
男女共同参画推進と若手研究者支援を巡る諸問題を哲学的知見から学術的に基礎付けると共に,大規模アンケート調査を複数回実施し,そのデータ分析に基づく事実認識を広く共有するための実践的諸活動を内外の関連諸学会との協力体制を構築しつつ幅広く展開しえたことは,本邦の哲学領域における研究教育の健全なる発展にとって有益であったと思われる.また本研究活動が一つの契機となり,人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(通称「GEAHSS:ギース」)が正式に発足したことも,人文社会科学に内在する固有の諸問題を解決するための連携体制への貢献という意味において,本研究の重要な成果の一つといえるだろう.
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