研究課題/領域番号 |
16H03525
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
|
研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
井上 孝 青山学院大学, 経済学部, 教授 (10211749)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 将来人口推計 / 小地域 / GIS / ウェブマッピング / 日本 / 台湾 / 地域人口 / ウェブシステム / 平滑化 / 人口統計 / 地理情報システム / 人口地理学 / 地域人口学 / 人口統計学 / 地域人口推計 |
研究成果の概要 |
研究代表者は,本研究に先立ち,小地域別の長期(50年間)にわたる男女5歳階級別の将来人口推計を全国レベルで初めて実施し,その結果を2016年に「全国小地域別人口推計システム」(正規版,バージョン1.0)としてウェブ上に公開した。本研究は,この過程で得られた種々の技法に基づいて米国,オーストラリア,台湾を対象とする小地域別将来人口推計とそれらの国際比較を試みた。さらに,そこで得られた知見を日本の推計にフィードバックしたうえで,最新の国勢調査結果を用いてより精度の高いシステムをバージョン3.0として公開した。また,米国ワシントン州と台湾を対象とするウェブマッピングシステムも公開している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は,日本を対象とする小地域別将来人口推計の過程で得られた技法に基づいて,米国,オーストラリア,台湾を対象とする推計とそれらの国際比較を試みた。その結果,小地域別将来人口推計を実施する際には国や地域によって固有の課題があることがわかった。これらの知見は,日本の推計結果を更新する際にフィードバックできたほか,さらに別の国の推計においても大いに資すると考えられ,学術的価値が高いと考える。また,研究代表者は本研究で得られた推計結果をウェブ上で公開しており,それらの情報が各国において教育,医療,福祉,インフラ,防災等の種々の地域計画を策定する上で役立つことが期待され,社会的意義も大きい。
|