研究課題/領域番号 |
16H03661
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
中西 晶 明治大学, 経営学部, 専任教授 (70347277)
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研究分担者 |
高木 俊雄 昭和女子大学, グローバルビジネス学部, 准教授 (80409482)
四本 雅人 長崎県立大学, 経営学部, 准教授 (90547796)
星 和樹 愛知産業大学, 経営学部, 准教授(移行) (10409485)
三沢 良 岡山大学, 教育学研究科, 准教授 (90570820)
黒澤 壮史 日本大学, 商学部, 准教授 (10548845)
寺本 直城 拓殖大学, 商学部, 助教 (10755953)
矢寺 顕行 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (20582521)
吉野 直人 松山大学, 経営学部, 准教授 (20710479)
藤川 なつこ 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (30527651)
中原 翔 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (50780681)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 高信頼性組織 / 安全 / セキュリティ / 組織不正 / レジリエンス / 社会構成主義 / 制度と実践 / 言語(言説) / 組織不祥事 / 想定外 / 経営学 / 高信頼性組織化 / HRO / 高信頼性組織(HRO) / 日本企業 / 安心 |
研究成果の概要 |
日本企業が高い安全性とセキュリティを追求する組織となるには何が必要かを高信頼性組織の観点から検討した。この分野の代表的研究者Weick and Sutcliffeの著書“Managing the Unexpected 3rd ed.”を訳出し、そこで提示された高信頼性組織化(high reliability organizing)という概念を用いて多面的・重層的な調査を行った。関連分野や対象も拡がり、理論的にも本研究のアプローチである社会構成主義の視点が注目された。最終年度は、「組織化の社会性」を大会テーマとする組織学会の複数セッションで報告することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、第一に安全やセキュリティに関連する「高信頼性組織化(High Reliability Organizing)」という概念を提示したことである。第二に社会構成主義、制度論、実践論、言語論など組織論において近年注目されている研究アプローチから新たな視点を議論したことである。社会的意義としては、第一に安全やセキュリティを強く求められる日本企業はもちろん、学校教育機関や当事者運営組織など多岐にわたって高信頼性組織(化)概念の適用可能性を提示したことである。第二に、サイバーセキュリティにおける組織論的視点の重要性を認識させたことである。
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